ロジャーおめでとう嬉しいよ~~~~!!!感涙~~~!!!
O2アリーナのレポートを書いてたのですが、試合が気になってちょっと古いレポになりましたが、以下長いですが興味がありましたら読んでください。
土曜日にロンドンから帰ってきました。
ロジャーを確実に見たかったのでRRの2日目から3,4,5と4日間デイとナイトで
チケットを春にネットで取っていきました。
2日目はデイがマリーでナイトがジョコの試合、デイのシングルスは2時からなので
観光もかねてビッグベンのあるウエストミンスターから水上バスでテムズ河を下りO2アリーナのあるグリニッジまで行きました。
しかし、この日大きなサプライズが!!
マリーの試合の後、会場で雰囲気を楽しんでいると、何やら「ロジャー・フェデラー!!」 というアナウンスが!コートにどこかで見たグラスが運ばれ「え?これってもしかしてアワードの表彰式!?」しかも私の席は選手入場口のすぐそば!「ええーっ!これからもうすぐロジャーがここからでてくるの~?」 と頭はクラクラ、心臓バクバク、カメラを持つ手は震える始末!
そしてついにロジャー登場!!
すごい大歓声!初めて生で見るロジャーは本当に普通っぽくてスーツをラフに着こなしていて偉そうなとこが全くなく、私ったら何たることか先導の案内の人かと思ってしまいました。(←もう切腹ものですね)
表彰式でも、終始控えめで恥ずかしそうな感じもあってロジャー乙女だわ~と感動していました。もちろん帰るときもファンサービス満点でサインに長いこと応えていて、私も昔ゆちゅで見た落っこちてロジャにハグしてもらった女性を思い出し、…高さは2.5㍍くらいあったので、…どうしようか、救急車かな?でも旅行保険には入ってるし、ロジャが心臓マッサージしてくれるんなら…いやでもやはりこの場合、あのごついトレーナーさんかな…などと頭の中で妄想を巡らしていました。本当にロジャー素敵でした!
ロジャーが見られたので、その後のジョコの試合なんて…疲れもあって半分寝てました。
何て贅沢!ごめんよジョコ!
で、その試合がフルセットにもつれたので終わったのが夜の11:30!地下鉄で宿泊先まで帰るの、いけるんかいなと思ったのですが全く平気でした。
警戒心を怠らなければロンドンは安全な町です。
翌日はいよいよロジャーの試合!
ナイトだったのでデイのツォンガとフィッシュは捨ててもいいかと思い、朝からウィンブルドン博物館へ。
3時ごろにO2アリーナについて、うろうろしていたんですが、昨日とうってかわって
ロジャーファン、ラファファンの応援の方たちが一杯!よくTVで見るスイス国旗をまとったフーリガンの方達もいて(ちょっと怖かったけど)写真を撮らせてもらったり、
ジョコも練習コートで練習してたのをちょっと見えたりしました。
フードコートはすごく長く続いているんだけど、(パブもたくさんある)日本人にはあまり食べ物は合わないかと思う。割と高いし。でも、紅茶は水が違うせいかどこで飲んでも美味しかったです。O2アリーナではずっと、サンドウィッチと紅茶とケーキくらいで過ごしてました。
いきなり見るロジャーの試合が対ナダル戦なんて何と豪華!鼻血ものです!
夢じゃないかと思うくらい!(帰ってきた今では本当に夢だった気がする…遠い目…)
他の試合と盛り上がり方が全く違う!ロック会場のようでした。行ったことないけど。
私も自作のバナーと帽子を用意してきていたので、左側の席の高校生くらいの息子を連れたお母さんがいたので(スペイン語を話しているようだったので、聞くとスパニッシュ系アメリカ人でロンドン在住)ラファファンかなと聞くとロジャーだというので、それじゃあ!とおもむろにカバンからバナーを取り出したら大受けで一緒に振ってもらいました!
右隣の英国紳士はアジア人がうるさいなと怒ってるかなと心配だったのですが、「きみきみ、あのTVカメラが今度こっちに来るからチャンスだよ」と教えてくれたり、前の列のカップルたちも笑いながら一緒に応援してくれました。ロジのファンは全国共通友達!
すごく楽しかったです。
カメラを撮るのも忙しかったけど、本当にすごい試合で(ロジのフットワークにほれぼれ
、忍者みたい~)あっという間に終わってしまって、もうちょっと見たかった~えも、ナダル相手にあんなパフォーマンスできるなんて、それを目の前で見ることができたなんて何という幸せ!人生最高の時間でした。思い切って清水の舞台から飛び降りて良かった!
O2アリーナ3日目はデイがマリーでナイトがジョコ。しかし、マリーが棄権したとニュースで流れたので、もうデイは捨ててもいいやと思い、午前中は下宿先の方にテムズ河沿いを一時間ほどわんちゃんの散歩に行き、パブで地ビールを飲みました。この時期もっと寒くて冬枯れしているのかと思ったんですが、芝生は一年中緑だそうでバラも普通に咲いていて紅葉もまだ美しく、すごくいい時間を過ごしました。イギリスは建物も風景もどこを見ても本当に絵画のようです。
それから会場に行ったんですけど、前夜こちらのフォーラムでロジャーが練習しているユチュをアップしてくださってたのを見て、これは練習コートだなと思い(練習コートは2つあります)ロジャーが今日は試合はないのでこのコートに練習に来るかもしれないと思い、ずっとはっていたんだけどその日はもう選手の練習はなさそうで、仕方なくフードコートをウロウロしていると、その一角に別の練習コートがあって先ほど練習はないのかと聞いてみた係の方が私のことを覚えていてくれて、「今ナダルがここで練習してるよ」というので見ると、本当に目の前にラファが!私は幸い知ったのが早くていい場所で見ることができました。あっという間に 人だかりができました。ラファは調子が悪いのか同じメニューを二時間も続けていました。
ナイトはジョコとフェレール。まさかジョコが負けるとは思いませんでしたが、何しろフェレールのフットワークが良かった。
4日目、今日でいよいよ観戦最終日。
デイはロジャー、始まるのは早くて2時なので、午前中はロンドン中心部で少しはショッピングも楽しもうかなと思ったりしたんですけど、ふとロジャーが練習してるかなと思い、 急遽会場へ。
今日は試合だから練習はきっとセンターコートですると思い、アリーナ前を歩いていると、一昨日ウィンブルドンでの見学ツアーで知り合ったブラジル人家族に再会。11時からしか会場に入れないというのでカフェでお茶を飲んだりして11時を待って会場入りし、今日はロジャーの練習はないのかと聞くと11:30からセンターコートでするというじゃあないですか!マジ~~~?ロジの練習が本当に見られるの~~?タダ~~??
と、これまた大興奮!!その日のチケットは安い席しか取っていなかったので、どうかなと思い、優しそうな(たいがい男性の方が優しい)係員の方に近くに行って写真を撮ってもいいかと聞くと、OK!だったので、本当にコートの間近でロジの練習を見ることができました。
生で見るロジャーはたとえユニフォーム姿であっても男臭いごつごつさがなくて映画に出てくる貴族のように優雅で、皆さんおっしゃるようにセンシティブで乙女でした。30分たっぷりロジャーを拝めました。アナコーンがつかず離れずヒッティングパートナーはルッシさんだったかな?
ロジパパもいてインタビューを受けてました。ロジパパってリンツチョコの金ベアのように可愛かったです。
そして (体力温存のためダブルスは仮眠、ごめんよ)いよいよフィッシュ戦、
1セットがあまりにも一方的だったので、2セットに入ると明らかにフィッシュへの応援が大きくなり「チケット買ったんだからもうちょっと楽しませてよ~」という会場の雰囲気を優しいロジが読んだのか、ちょっともつれて3セットに突入。TVでご覧になってたら心配だったと思うけど、会場はそんな雰囲気でした。フィッシュ相手だと(ごめんだけど)遊んでしまってもかつ自信があったんですね。準決勝進出も決まってたし。
帰ってから ロジオタの会見読ませてもらって、やっぱりそうかと思いました。
ナイトのナダル戦は連日の疲れが溜まって、またまた半分寝てました!すっごい贅沢!!ナダルファンに殺されるかも!でもずっと毎晩寝るのが3時だったりしてたんです。
あと、O2アリーナのレポートを少し。
地下鉄を出てすぐなのですごく行きやすいです。ファンゾーンにはグッズや各協賛メーカーのアトラクションがあり、また出場選手のギアを並べたロッカーなんかも再現されてました。見所は一杯です。練習コートは2つ。ここで時間を読んで待っていると選手が練習に来るので、誰でも見られます。座ったとこの位置が良ければサインももらえます。
日本の方は4、5人見かけました。西洋人以外ではインド人が多かったかな。アジア系は少なかった。
私、ロジャーなんて本当に大きいと思ってたんだけど、マリーくらいの身長の人も一杯いますね。ナイトセッションが終わって地下鉄の駅にみんな一斉に流れるんだけど、周囲をでかい西洋人や黒人に囲まれて考えたらこれってこわいよね、一人だったし。でも、全く平気でした。レディファーストの国だから女性にはすごく暮らしやすいし、皆親切に道を教えてくれるしある意味日本より住みやすいです。黒人の人もタトゥーのある人も話しかけるとビックリするくらい親切でした。
チケットはレベル1と4があり、値段は倍違うけど、4だと当日券も充分取れそうです。サッカー人気がすごくて、新聞は対テニス日9:1くらい、でもウィンブルドンの時期は一面はテニスになるそうです。トイレもきれいでした。シートは日本のマリーナと同じくらいの大きさ。外国だからといってそんな大きくはないです。荷物の持ち込みもOKです。会場内にも食べ物は売っているけど、高いし美味しくない。外で買ってきた方がベターかな?グッズはあまりたいしたものがなく、プログラムは10ポンド、これを買うと毎日オールカラー16頁のデイリープログラムの引換券がついています。
あと、ロジ関連で行ったところが、前述のウィンブルドン・ローンテニス・ミュージアム。バスの駅からかなり歩きます。途中案内標識があるけれど、ここでウィンブルドン美術館というウィンブルドン村の美術館へ間違って行ってしまわないように注意が必要。
道は誰に尋ねても親切に教えてくれるので大丈夫!
ガイドツアーは約2時間、最初に30分ほどミュージアムの方を勝手に見てきて(日本語のイヤホンガイドを貸してくれます)(ここにロジャーの2009年優勝時のジャケットがあることは皆さんご存じですよね、もうよだれが出そう)(トロフィーもあった)、時間になると、案内の方が来ます。私の他にはカナダ人の親子(ジョコファン)と、ブラジル人家族の計7人でした。
案内はリチャードさんという60歳位の方、まず最初に一番コートに行って、芝生をどうやって管理をしているとか、来年はオリンピックもあって大変だがウィンブルドンのプライドにかけてやり遂げてみせるとかそういう気概あふれるお話。
ヘンマンヒルにも上がり、次に報道センター、ここは思ったよりこじんまりとしていてロジャーがインタビューを受けるあの緑と紫の縦縞のウィンブルドンカラーの壁の演台です。何と上がって座り、写真まで撮らせてくれました。ここにロジャーが座ったのね~と思うともう死にそう!いくつ命があっても足りません。ロジャーの名前が刻まれた歴代の優勝者の額の前の通路を通り、イズナーとマウの伝説的な試合があった18番コートにも行き、最後にセンターコートへ。思ったより小さかったけれど、その気品たるやもうすごかった。コートに気品があるんですよ!何か伝統というものを形で見ているようで。
昨年の男子シングルスのスコアがそのままになっていました。
聞けばリチャードさんもロジャーのことが大好きで、彼がもう一度この舞台のクライマックスに帰ってきて欲しいとおっしゃってました。嬉しいですね!メルアドの交換もしていただきました。売店はロジャーグッズとかはないけど各年の記録ビデオは売ってます。あと、ウィンブルドングッズはすごく充実していてちょっと散在。仕方ないでしょう?
うっかり税金還付の手続きを忘れてしまったのが痛いところですが、行かれる方舞い上がってしまって忘れないようにね。
ガイドツアーはウィンブルドン開催時はないらしいので、この時期行くのがオススメです。すごく良かったですし、バス停から歩いてくるときも、ロジャーが滞在したであろう私なんかから見ると、お城のような建物の間を通ってくるので何を見ても美しく、リスやキツネも普通にいます。こんなところにロジャーが暮らすのって何て似合うの~絵になる元の住人はバカンスに出て丸ごと家を貸し出すとこもたくさんあるそうです。
あとナイキの世界最大ショップ、ナイキタウンがオックスフォードサーカスにあって、今回のロジと お揃いのユニフォームを買いました。45ポンド。ロジの大きな石膏像がありましたよ。(もちろんヌードじゃないよ、恥)ボレーを決めるようなポーズでよくできてました。
以上大変長くなりましたが、興奮の冷めやらない内にと思いました。
私も今年の3月まではまさか行くなんて思っても見ませんでした。
地震があって、人間いつどうなるやらわからないしロジを見ることができるのもそんなに待ってはくれないだろうと思い決心しました。さあ、いったん決心したらあとは前に進むのみ!私が確実にロジにあうことができるのはロンドンのファイナルしかない、ネットでチケットを何とか英語と戦いながら取り(本当に送ってくるか心配でした)、家族との連絡用にIPHONEを購入し、スカイプをつなぎ、ロジャーまさかケガせんとってよ、とずっと心配しながら飛行機もネットで格安を探し、宿泊もネットで知り合った方のお宅にずっと下宿させてもらうことができました。何と、そこの近くにはロジャーがウィンブルドンの前に練習に来るというホール(お城)があって、でもそこは会員じゃないと入れないと言うことでした。(イギリスは階級制クラブの力が大きいので、でも、泊まった家のおばあさまは会員なのです!すごい!)
11月のイギリスは まだ暖かくて芝生も一年中緑だし、バラも美しくまた来年もいくつもりです。(すでにそのお家の方に予約してしまいました)
皆さんも行こうと思われる方ありましたら、ご一報を!何とかなるものですよ!
一人旅は世界中の人と友達になれるので楽しいです!私、本当に英語はカタコトだけど一人で行って良かったと思ってます。O2アリーナで会いましょう!!