”
Guga” こと、ブラジルの英雄、
Gustavo Kuerten が、今期限りでの引退を表明したと、先日の新聞記事で知りました。
非常に悲しいニュースでした。
ローランギャロスはグガのもの!と言える時期もあったほど
2000、2001年の全仏連覇のころは、クレーではすごかった。人気も抜群でしたね。
2000年末の
マスターズカップ(リスボン)では、
sfで、サンプラスを、ファイナルでは、アガシを破って優勝しました。
1大会でサンプラスとアガシを倒したのはクエルテンだけだそうです。
ポルトガル語で喋れるというので
優勝スピーチが延々と続いて、アガシがいやな顔をしていたのが可笑しかった。
そして、年度NO.1に。
2001年は、マスターズカップまでは1位で来たのに、腰の痛みで3敗し、ヒューイットにNO.1の座を奪われました。
1997年の全仏で初優勝したときは、ランクが66位くらいで、まったくの無名だったんですよね。(実は、私はこの前後2年ほどは、テニスを全く見ない時期だったので、見逃していましたが。)今回のツオンガとよく似てますね。
1,2回戦で負けるものと、本人も思い込んでて、ウエアも1枚しか持っていなかったそうです
それなのに、ブルゲラなど、全仏優勝経験者、3人を破って優勝してしまった
踊るように飛び跳ねながら打つので、
サンバテニスと言われました:dancing:
私は、グガの、楽しいプレーが大好きでした。
本人はまじめにやってても、どこか、おかしいとこがあるんですよね。にくめない笑顔。コーチも家族も、なんかおもしろい:wink:
デイアドラのウエアが、すごーく似合っていました。もじゃもじゃだけど、バンダナをまいた長髪もかっこよかった。(日本にきたときのチョンマゲはNG)
特に、2001年の全仏で優勝した後の、あのパフォーマンス! これは覚えていらっしゃる方も多いと思います。 Tシャツに着替えると、胸に大きく、 ”I
(本当はハートマーク) Roland Garros” と マジックで書いてあり、それから、コートにラケットでハートを描き、その中で寝転んだ!
こんなところが、どこの会場ででもグガコールが起こる理由でしょう。
人気といえば、彼の人柄も、人気の理由のひとつです。陽気で、フレンドリー。そして、コートマナーがよい。それから、障害のある子供たちのための施設を造って援助しているところ。
と、知ったかぶりで説明していますが、皆さん、ご存知のことばかりかも。
それに、一度も生クエルテンに会っていないんです
ジャパンオープンにきたときは、準決勝から行こうと思ってるうちに、お腹をこわして3回戦負け。2005年全豪を観にいったときは欠場、というわけで。
怪我が続いて、2004全仏、4回戦でフェデラーに3−0で勝ったのが、活躍した最後の姿だったように思います。
ああ、寂しいなあ。
ロジャーにもそんな時は必ず来るんだけど、彼は怪我は少ないし、無理のないフォームだから、きっと、長ーくプレーできるし、満足いくまで現役を続けた上での引退となるんじゃないでしょうか。少しでも”その時”が遅く来ることを願いたいです。