2011年ウィンブルドンが終わりました。
ジョコビッチ、No1と優勝おめでとう。
いつも結局は、ロジャー自身のコメントが、ロジャー敗戦やそれに続く報道よって沈んだ気持ちを立て直してくれます。
http://www.wimbledon.com/en_GB/news/interviews/2011-06-29/201106291309370947256.html今回もそう。「2セットUPからの初めての敗戦の感想は?」「全豪で(世代交代と思うかときかれて)半年後に話そう、と言ったけど今はどう思う?」「まだGSで優勝できると思う?」「ひとつの時代が終わったと思う?」というような不躾な質問にも
ひとつひとつ丁寧に答えて、「今年は調子がいいから去年のよりは楽な敗戦。またハードな練習をしてデビスカップ、USオープン、がんばるよ」
4回戦(対ユーズニー)後の会見も印象に残りました。ソダーリングがトミックに負けた日です。
http://www.wimbledon.com/en_GB/news/interviews/2011-06-27/201106271309205682195.html「オーストラリアの偉大なheritage(遺産)に代わって出てきた、新星を歓迎する?」ときかれて
「レイトンのことを言ってるなら彼はまだがんばってるよ。言葉に注意して」
ヒューイットの敗戦後、彼の子供たちがダディー、ダディーと叫び続けたことへの感想として
「僕はいつも、テニスとテニス以外の生活のバランスを考えてきた。子供のいる家庭生活をミルカと共に築きたいとずっと思ってきた。だから今の生活は僕にとって自然で素晴らしいこと。まだちょっと早いけど、いつか子供たちが僕の名前を叫んで
追いかけてきてくれたらいいね
若くして頂点を極め、世界のセレブの仲間入りをしたトップアスリートの、何という地に脚のついた堅実な姿勢!
誰が何と言おうと、ロジャーがロジャー自身のテニスを一番知っている。
家族水入らずで良い休養をとって、また元気で素敵なテニスを見せてください。楽しみにしています。