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フェデラーがエキシビションでサンプラスに勝利
ピート・サンプラス/ロジャー・フェデラー
ドリームマッチを行ったフェデラーとサンプラス
画像提供: Getty/AFLO
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(韓国、ソウル)
現世界ランク1位のR・フェデラー(スイス)と、元世界ランク1位のP・サンプラス(アメリカ)がソウル・オリンピック・センターで行われたエキシビション・マッチで対戦し、フェデラーが6-4, 6-3のストレートでサンプラスを下した。
フェデラーはこの日曜日、上海テニス・マスターズ・カップで今季ツアー8勝目を獲得し、キャリア53勝目を飾って、素晴らしい1年を締めくくっていた。一方のサンプラスは1993年から1998年まで6年連続で世界王者に君臨。2002年のUSオープン決勝でA・アガシ(アメリカ)に勝って優勝して以来テニス・ツアーから身を引いて、2003年に正式に引退した。
サンプラスは、「とても良い気分だよ。今日は競った試合が出来た。目標だったんだ。でも、ロジャーが世界最高の選手だというのは明らかだよ。僕は5年も前に引退したんだからね。」とコメント。この試合では、最初のサービスゲームで2本のエースを決め、第1セット途中で4−2とリードして、観客を沸かせた。
2001年のウィンブルドン4回戦に一度だけサンプラスと対戦していたフェデラーは、「ピートは幼いときから僕の憧れのテニス選手。彼と戦えるのは光栄だよ。」とコメント。「僕も簡単な試合ではなかったけど、彼も引退して5年も経っているから同じだったと思う。僕は世界1位だから、みな僕に勝ってほしいと思っていたと思う。」
現在グランドスラム大会の最多優勝記録はサンプラスの14回となっているが、今年フェデラーは全豪オープン、ウィンブルドン、USオープンの3大会を制し、12個目のグランドスラム・タイトルを手にした。フェデラーが調子を落とす素振りは無く、このままいけば2008年にサンプラスの持つ記録を塗り替える可能性が高い。
フェデラーとサンプラスの2人はこの後、クアラルンプールで行われるマレーシア独立50周年記念行事で2度目の対戦を行い、続いて土曜日に中国のマカオで最後の試合を行う。
(2007年11月21日11時39分)
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サンプラスがフェデラーとの新旧王者対決を制す
ピート・サンプラス
現王者フェデラーを下した元王者のサンプラス
画像提供: Getty/AFLO
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(中国、マカオ)
アジアでエキシビション・ツアーを行っていた新旧王者、R・フェデラー(スイス)とP・サンプラス(アメリカ)が土曜日にマカオで最終戦を行い、サンプラスが世界ランク1位のフェデラーに7-6 (10-8), 6-4で勝ち、元王者の意地を示した。
韓国とマレーシアで行われた最初の2戦はフェデラーが勝利していたが、5年前に引退した36歳のサンプラスはサーブが活きるカーペットコートで実施された最後の対戦を制し、3連敗を逃れた。キャリア通算64勝を獲得しているサンプラスは、今回の勝利にもかかわらず、「僕の時代は90年代で終わった。」と、ATPツアーへの復帰は示唆しなかった。
今年四大大会で3勝し、サンプラスの四大大会14勝という記録に後2つと迫っているフェデラーは、「少し驚いているよ。彼はまだ十分にテニスが出来る。僕の憧れの選手を2度も倒してしまったのは辛かったから、彼が1度でも僕をやっつけてくれて嬉しい。」とコメント。「将来もう一度出来たらいいな。」と付け加えた。
それでも、1993年から1998年にかけて6年連続で王者に君臨したサンプラスは、フェデラーが史上最高の選手として自身の記録を塗り替えると思うと語っている。フェデラーは先週の日曜日に上海マスターズ・カップで今季8勝目、キャリア53勝目を獲得し、1年を締めくくっている。
この2人は現役時代の対戦は1度だけで、2001年のウィンブルドン4回戦で、フェデラーがサンプラスをフルセットで下している。今回のマカオでの対戦では、第1セットはサービスキープで試合が進み、タイブレークに突入。フェデラーが先に2本のセットポイントを握るが、サンプラスがそれらを防いで、逆転でセットを先取。第2セットでは、サンプラスが第9ゲームでフェデラーのサービスを破って、そのまま勝利に結びつけた。
(2007年11月25日11時47分)
クアラルンプールの記事はありませんでした。