mintさん、shimarisuさん、本当に今のRogerの試合は観ていてつらいですね。
でも、選手は負けが続くと、悪いイメージに支配されて、大事なところで後1本が入らなくなるものなのです。
トッププレイヤーもアマチュアも同じです。勝ち始めると、どんなにピンチでも不思議な力が湧いてきたり、自然に価値のイメージが浮かび、α波が出てきていいプレーが出来るのです。
今Rogerは、その状況を乗り越えようと必死です。必死だからこそ、力が入ったり、開きが早くなってミスするのです。さっきのバックボレーのミスだって、ほんのわずかな、コンマ1秒くらいのズレ。今は、がんばるほどそういうエラーが出たり、運もついてこなかったりして、悪いサイクルにはまっているのだと思います。このような苦しい試合をいくつか勝てば、いやなイメージは薄まり、また強いRogerが帰ってくる可能性大です。トッププレーヤーはみな承知しています。だからこそ、眠れる獅子を目覚めさせないよう、彼らも必死でRogiを叩きにきますし、終盤崩れる可能性があるので、リードされてもがんばれちゃうのです。
テニスは本当に複雑な動きからなっていて、ゲーム性も高いので、ほんのわずかな心の揺れが本人は押さえ込んでいるつもりでも、体の動きに表れます。特にRogiのように感性の鋭い選手ほど、微妙なズレは致命的ですよね。 ナダルみたいな、岩のようなプレーをし、ある意味鈍感なプレーヤーの方が、一般的には勝ちやすいといわれています。(ナダルをけなしているのではありません。)
Rogerが稀有のプレーヤーと言われるのは、そういったもろい要素をたくさん持ち合わせながら、5年間もプレッシャーに打ち勝ち、王者でい続けたからです。私は、Rogiのそんな感受性こそがあのすばらしい、ファンタスティックなテニスの元だと思うので、それが弱さとして表れても、受け入れてあげたいと思うのです。
そうは言っても、本当に観ていてストレスもたまるし、つらいですけどね。
Rogiのばあい、本当に高いところまで上り詰めた分、落ちたダメージも半端じゃないと思います。
でも、Rogiはまだふらつきながらも、岩にしがみつきながら上っている最中です。
また頂上にたどり着けるか、軽やかに飛べるかわかりませんが、どうかくじけず、がんばり続けて欲しいです。
今日は私は応援するとともに、Rogiがどのくらい頑張っているか観ていました。ものすごく頑張っていたと思います。
マイアミのSFよりはずっと良かった。ただ、ジョコも今日は頑張ったので、結果は仕方がないと思います。
神様は、今、Rogiがどのくらいがんばれるか、見ているんじゃないかな。で、がんばり続ければ、どこかで手を貸してくれると信じています。でも、どうか神様、あまり遅くならないうちに助けてあげてください。
願わくば、GSの大事な場面で・・・RGとか、Wimbyとか・・・
ありゃあ、長ったらしくなってしまいました。皆さんすみません。
自分に言い聞かせている部分もあります。お許しを