2007 Hamburg masters

[ふじっこ]

私が上に貼ったフランスのブログサイトに掲載のRogiのインタビュー記事ですが、コート上のインタビューともセレモニーのスピーチとも内容が違うので訳してみました。フランスのメディアのどこかが、Rogiをつかまえて、単独インタビューしたのかもしれません。　また、同ブログ掲載のEurosportの記事は英訳がどこかに出るんではないでしょうか。


＊ナダルと対戦するに際して、いわばなにかカチリと装置を始動させたのでしょうか。それが結果的に彼に勝利をおさめることになったのでしょうか。

ＲＦ：正直なところ、土曜の晩からずっと、日曜の晩に何かをなしうるのだという気がしていたんだ。 試合のシナリオを、ナダルがどういう戦術をとるかを思い描いたね。先月のモンテカルロでは、そうじゃなかったんだ。コートに入場した時、これからどんな風になるのか見てみようと自分に言い聞かせていたんだからね。今日は、１セット先行されて、（第２セット）１−１でブレークされそうになった時でも、自分がどうすべきかわかっていたんだ。たとえ、試合のはじめが期待していたようにはならなかっても、いらだつことはなかったね。もっと深く打ち込み、ナダルをベースラインから追い出すようにプレーし始めて、イニシアチヴをとったね。

＊ ナダルが得意のサーフェスで彼を破ったのがコーチなしになってからだというのは偶然ですか？

ＲＦ：クレーで彼を破るにはどうすればいいか、今までずっとわかっていたんだ。でも、いつもそうしてはいけないようなプレーをしていたんだ。重要なのは、彼が自分のリズムをこちらに押しつけようとするのを阻止すること、このレベルで彼を圧倒しなければいけないね。彼にたいしては絶えず攻撃的でなければならないんだけれど、第２，第３セットでは、まさにこれがうまくいったんだ。

＊あなたにとって、この勝利は、あなたに唯一欠けているグランドスラムタイトル、ローラン・ギャロスでついに優勝するためのターニングポイントでしょうか。

ＲＦ：そうかもしれないね。僕はローランギャロスにおおいに自信をもってのぞんでいるよ。何日か休養をとることになるけれど、トーナメントが待ちきれないよ。きょうは僕にとってグレートな日だね。この何週間か僕自身は悪いプレーをしていたとは思っていないにしてもね。モンテカルロではファイナルに進出し、このクレーのトーナメントでふたたび優勝してクレーでの２年ぶりのタイトルを獲得したんだから、悪くないよね。ファイナルに至るまでの僕のラウンドは苦労していたように見えたかもしれないけれど、それはむずかしい対戦相手だったからなんだ。それから、このこともどうしても言っておかなくてはいけないんだけれど、ラファが８１連勝したことは敬意を表させずにはおかないことだね。

[nocko]

うまく貼れていなかったらごめんなさい。このアドレスから、めざす箇所が表示されるかどうかも不明です。ミルカとRogiとの決定的ショットやyoutubeとかも見られるんですけれど。

http://rogerfederer81.skyblog.com/

ふじっこさん、ありがとうございます。ちゃんとみれましたよー！ 残念ながらフランス語はからっきしわかりませんが。。。

それからインタビューの和訳ありがとうございました。Rogi,ついに確信に至ったみたいですね。とにかく健康で、いい状態でRGを戦い抜くことができますように！

[ふじっこ]

上に引用したサイトに掲載のハンブルク決勝についてのeurosport記事から、記録がらみの部分だけ挙げておきます。

ナダルはクレーでの連勝が８１でストップしただけでなく、この決勝に負けたことで、あらゆるサーフェスについて、決勝での無敗は１３でストップしたことになる。
ナダルは、モンテカルロ・ローマ・ハンブルクと史上初のクレー大会３連勝となるところを惜しくも逃した。

フェデラーは、ハンブルクで１７連勝となり、2002,2004,2005に続いての優勝で、この大会４度目のタイトル獲得は新記録である。

どちらにも記録がかかっていたんですね。
そんなこととはツユ知らずでした。

これで、ハンブルク関連情報も打ち止めかな。

[俄フェレリスタ]

こんばんは。TMS@モンテカルロに続き、無敵艦隊との一人デ杯と化したTMS@ハンブルク。だが、低すぎる海水温と、赤土でもドイツ語圏で勝手が違うのか、フェデラー城からの砲撃を受けた3隻が沈没、炎上。執拗なカンガルーパンチに耐えたナダル号が、決勝への航路を進みました…って感じですね。
決勝で1セット目をナダル君が取った時、またナダル君に苛められるのか…、と暗澹たる気分になりました。でも、2セット目からは、まさに正しい中将でした! 中将が2セット目を獲得なさった時、
「キターーーッ! ロジャー!! 」
と、小声で(苦笑)絶叫しました。vsモヤ兄貴の時もそうでしたが…。3セット目の安定感は、素晴らしかったです。いやぁ〜、優勝って、本当〜に素晴らしいものですね! って、某映画評論家かいな。赤土でナダル君に優勝杯でなく団子を持ち帰らせるとは、想定の範囲外ですね…ハハハ。流石は何かとファンタジーを生み出すハンブルク。素晴らしい! TMS@モンテカルロ&ローマの優勝杯とは余程同乗したくないのか、ハンブルクの優勝杯は誇り高く、無敵艦隊の主力艦には易々と乗船しません。ナダル君は結果、フェレロ君と同じ道を辿りました。
フェデラー中将は、ここハンブルクのしかも決勝で、コリア君の連勝記録@赤土をも過去に止めてらっしゃいます。ナダル君の連勝記録を止めるのは、やはり中将でしかなかったのです。やかんがナダル君に勝ったら、中将の立つ瀬があらへんもんなぁ…。
TMSからの格下げの危機に瀕しているモンテカルロとハンブルクの決勝は、中将vsナダル君でしたね。格下げには反対の2人。中将はモンテカルロでの、ナダル君はハンブルクでの優勝を望んでます。TMSの間に優勝したいでしょう。勿論、どの格付けの大会でも、優勝は嬉しいですよ。でも、TMS優勝は、光りますから。
私としては、ハンブルクがTMSの間に、ハースが優勝して欲しいです!! ハースはハンブルクっ子ですから。頑張れ、ハース! って、中将は…(苦笑)?