言葉が出ないほど悔しいのは、ロジャーのテニスが今日はナダルを上回っていたと感じたから。
いろんな戦法をとって、ナダルを苦しめていた。
ナダル自体にも、今日はつけいるスキがあった。
勝てた試合。その印象がぬぐえぬ悔しさを増幅させている。
ロジャーのなかでも、そうなんじゃないかと思う。
去年、全仏の完敗はまったく尾を引かなかったといっていたけど、全英は少しひきずったと言っていた。
この試合の悔しさも、大会への思い入れは違うかもしれないけど、尾を引くかも。
でも、きっと時間がたてば、負けたことよりも、ナダルを攻略できそうだったという手応えが残るはず。
それを力にすると思う。ロジャーなら。
勝負強さをつけてほしい。ロジャーの天真爛漫さが大好きだけど。
4セットの終盤、ナダルの淡白さは死んだふり?5セット目のロジャーはどうしちゃったの?
私のような凡人にはわからない奥深いことが、いろいろあるんだろうな。
そこを、解説の方にはさぐってほしいんだけど。←(しつこい?だって、こんな名勝負、音を消してみるのはもういやなんだもん!)
いずれしても、いいゲームだった。
ナダルの紳士的な態度、ロジャーへの気遣いにも感動した。
おめでとう。ナダル。その鋼のメンタルとタフネスには脱帽だ。
ロジャーもこういう好敵手がいて、シアワセだと思う。
でも、このままで終りませんからね-。
おつかれさま。ロジャー。